EAC experts devise measures to improve regional infrastructure Daily Monitor
東アフリカ共同体の専門家がタンザニアはダルエルサラームに結集し、周辺地域の北部・及び中部の回廊に関するアクションプランいついての話し合いが行われた。(地図wikipediaより)
(補足 東アフリカは現在ケニア、タンザニア、ウガンダ、ブルンジ、ルワンダの5カ国で経済統合が進んでいる。現在は関税同盟段階である。関税同盟とは経済統合の一つの段階であり、締結国は第三国に対して同様の関税政策を採用することが条件である。現在日本で盛んに議論されているFTA(自由貿易協定)は関税同盟よりもワンランク下の概念で、締結国間の関税撤廃までは関税同盟と同様であるが、第三国に対する関税政策は各国の裁量で決定できる点で、関税同盟とは異なる。2001年にケニア、タンザニア、ウガンダにより結成されたEACは2007年にルワンダ、ブルンジを向かえ、2007年にはEUとEPA締結している。)
EACで最大の課題になっているのは、インフラ整備である。モンバサ、ダルエルサラームといった大きな港町があるケニアとタンザニアとは対照的にウガンダ、ルワンダ、ブルンジのは内陸国である。内陸国であるために、輸送コスト分が非関税障壁となっている。ウガンダは肥沃な土地で作物も盛んにちれ大変豊かな国であるが、最大の港までの輸送コスト。また、国境を越えなければならないことでさらに輸送の煩雑さが増している。そこで開かれたのがこの度の会議。タンザニアの交通大臣は、この10年間タンザニアが560kmに渡る道路を敷設し、交通の利便性が上がった事を引き合いに出して、物流インフラの重要性を説いた。現在タンザニア・ダルエスサラームを拠点に、南アフリカダーバンまで延びる大回廊構想が推進され、EACだけでく、COMESAやSADCといった共同体に加盟する計7カ国にまたがる予定で期待が寄せられている。
Naoya Saito
About Me
- Japan East Africa Network
- イギリスから帰国した日本人大学生が設立。タンザニアとケニアへの訪問で学んだ事をもとに日本と東アフリカをつなぐ活動をする学生団体。共通の分野は開発であるが、細かいジャンルは経済、教育から文化までそれぞれ。今現在タンザニアの小さな村の幼稚園設立プロジェクトに携わっている。メンバー募集中。
Japan East Africa Network is a student organization that has been established for people around the world to be able to get to know east African countries. Each of the members have begun to do his/her own research on their unique topics of local Eastern African people's everyday life.
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Friday, 4 March 2011
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